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有害な痛み(C)ちろ 無断転載/転写/流用禁止(since 2009/10 - ) ※初めて来た方はカテゴリー『*first』を見てください
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某ゲームのBGM聞いてたら滾った結果
追記に書きます^q^p^


※因みに静臨っぽいの


・・・・妄想カテ作ろうかなあ・・・そのうちだけど←

 




趣味で赤の他人の心を弄び壊したり
或いはその人間に別な人間を殺す様命じてみたりして
反応を見て楽しむ事を趣味とする俺だが
今日は少しばかりヘマをしてしまった

ある男性Aに俺はBと言う女性を殺させようとした
Bは長年Aに恋をし、その上俺の信者だったらしい
因みにAはBの事を知らない(世間で言うストーカーらしいね)
その計画がBに漏れてしまって俺はしつこくBからの質問攻めに合う
まあ、それだけなら大した事ないよ

ある日 仕事兼暇つぶしに池袋の駅前を歩いていたら
Bがいた いや、いたのは不思議じゃない
不思議だったのはただ一つ、手に握られたホームセンターで良く
見かけるソレ 太陽の光を反射しつつも大して目立ってはいない
そう、刃渡りが少し長めの包丁
彼女の視線は確実に俺に向けられている
俺は徐々に彼女との距離を取ろうと試みるが
彼女も俺の行動に気づいたのか、ゆっくりと近づいてくる

俺は一気にビルの路地目掛けて走り出した



走る 走る 後ろから何やら喚く声が聞こえてくる
路地裏だからと言って障害物が無いという訳ではない
黒ずんだ段ボールが山になっていたり、換気扇、金網など物理的障害物
違法な薬物の取引をしていたり、不良どもに絡まれ一触即発な空気という障害物もある
普段静雄から逃げていたおかげか、足には自信がある
けれど彼女も彼女で妙に素早く、距離はあるものの後ろをついて来ている
いつの間にかビル群は住宅街へと姿を変えようとしていた
チラリと横目で後ろを見たがBの姿は消えているが声は響いているので近くにはいる事がわかる
そんなに長距離走っていてもキリがない


これはこれは、参ったねぇ
いっその事大通りに出ちゃおうか



今まで方角としては真っ直ぐ進んで来たが
急に角を曲がった アパートとアパートの間の様だ
臨也はすぐにこの考えを後悔した 
目の前には見慣れたドレッドヘアとバーテン服の二人組



「お?」

「あ"?」

「げ、シズちゃ・・・」

「臨也君よぉ、ブクロには」

「ごめんねシズちゃん、今喧嘩する余裕ないんだよね」

「お前が余裕有ろうと無かろうと、関係ねぇんだよ あぁ?」

静雄はアパートの錆びた鉄柱を片手で掴む と、めきりと音を立て
手の中で潰れ、塗装が剥がれ落ちる
ああ、もう本当時間無いんだけどなあ


「いたぞ!ファーコートの男だ!」

「え?」

何故か男性の声が聞こえた Aではない
まさかとは思うがあの女、走りながら応援を呼んでいたの?
面白いね!流石俺の愛する人間!けれどこれはちょーっとばかり不都合かな
後から後から大量の男達、4、5人だがこんな狭い路地では大量に見えてしまっても仕方ない
逃げるが勝ち、ってやつだよね 此処はシズちゃんにも手伝ってもらおう

「ってことでバイバ」

バイバイ、シズちゃんっと続く筈があまりの予想外に止まった
うん、何でかな、シズちゃんは俺の手首掴んでいるんだろうね

「手前ぇ、わかってんぞ 俺を使って逃げようとしてんだろぉ?」

「あはは、驚いたシズちゃんにも学習能力あったんだねw」

「お前等、そんな事よりどうすんだこれ、俺知らねぇぞ」


じりじりと近づいてくる男達、中にはバットやら持ってる輩もいる

「だいたいね、シズちゃんが手離してくれれば解決するんだよ?」

「あぁ? 何で俺なんだよこのノミ蟲野郎」

「思ったが静雄、お前何でそいつの手握ってんだよ」

「え?あ、いや・・・なんとなくっす」

「普通に考えれば自分も巻き込まれるってわかるべ」

「そうだよー、シズちゃんが俺の手握っちゃうから」

「うるせえ!条件反射だから仕方ねぇ!!」

「それより近づいてんぞ、あいつら」

「うわ、シズちゃん離してよ」

「手前ら!!何ごちゃごちゃ言ってやがる!!!」


とうとう3人のやり取りに痺れを切らした相手の男の1人が叫ぶ
その男の後ろにいる男達も我慢の限界といったところだ

「ああぁあああもうメンドくせぇ、おいノミ蟲、逃げっぞ」

「は?ちょ、何言って」

「トムさん、お疲れ様でした、では」

「お、おう・・・」

静雄はトムの返事を聞くや否や 臨也の手を握ったまま
その場から男達がいる方と反対側へ走り出す

「シズちゃん!ちょっと何やってんの!!」

「ちったあ黙ってついてこい」


路地を巡る 巡る
普段は自分が逃げて、静雄の背中なんて見る筈がないから
走るたび揺れる金髪などが何故か新鮮に思えた
シズちゃん、君の手を振りほどかないのは
君を含め、今俺の周りにいる人間が面白いからであって
君を愛しているからではないんだよ けれど



愛の逃避行、なんて言ってみる?



* * * * * * * *


もう途中で訳わからなくなった結果
違う、違うの!!本当はいざいざが変な粟楠じゃないけど
他の団体から目つけられて追いかけ回されて
そんな中シズちゃんと会って、団体側は静雄は臨也嫌いなの
知ってるから自分たちに被害は出ないって油断するけど
ただ事じゃない臨也の表情とか行動で静雄が一時的に
臨也を守るってか味方的なのを考えていたのに
どうしてこうなった!!!
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